夏がすぎてなんとなく疲れてきたし、温泉にでも行きたいな〜と箱根に行くことにした我が家。
今回はとにかくゆっくり休むのが目的なので、宿は少し贅沢をして良いランクのところにしたく、いろいろ検討して「星野リゾート 界 仙石原」に4歳の長女、3歳の次女を連れて家族で泊まってきました。
このお宿、施設の設備がとても良いのと星野リゾートならではのちょうど良い気遣いがあり、子連れにもとっても嬉しいお宿でした。また「アトリエ温泉旅館」というだけあって、アートが楽しめる環境もさりげなく整っていて、とてもセンスの良いお宿でした。
Contents
新しく近代的な界仙石原
星野リゾート界仙石原は、箱根の仙石原エリアに2018年7月にオープンした新しいお宿ということで、外観も内観もすごく綺麗でした。
我が家は車で行ったのですが、駐車場からスタッフの方がお出迎えしてくれました。ついたとこの写真。
受付へは近未来的なエレベータを通っていきます。ぴかぴかー。どきどき。
施設全体を通してモダンでアートな雰囲気。フロントの近くにはアトリエライブラリーという、アート作品を鑑賞したり体験ができる場所があったり、お土産コーナーにも食べ物だけでなく、アート作品が展示されています。
お土産コーナー
フロントではコーヒーや数種類のお茶が無料でいただけます。
ウェルカムドリンクにはホット赤ワイン(ノンアルコール)をいただいてチェックイン。おいしい。子供にはオレンジジュースをいただきました。
星野リゾート界 仙石原の温泉
客室露天
界 仙石原では、すべての客室に露天風呂がついていて、大浴場とおなじように大涌谷温泉から引いた温泉を楽しめます。子供が小さいうちは大浴場で一緒に入浴するのも結局親が疲れてしまうので、客室温泉は嬉しいポイント。界の中でも、客室露天がついているのは、仙石原の他には箱根、鬼怒川、出雲、阿蘇、川治など多数ありますが、関東圏で全客室に露天風呂がついているのは2019年現在私が調べた限り仙石原だけだと思います。
そして界 仙石原の露天風呂は景色が最高of最高。お風呂につかりながら眺める箱根の山々の緑、朝早く起きてお風呂につかりながら聞こえる小鳥のさえずりは、日頃の喧騒を忘れて本当に優雅な気分にさせてくれます。あ〜、毎日こうしてたい。。。
早朝ベランダのソファーで姉妹会議。
私たちが行ったのは10月の頭だったため、まだ紅葉は進んでいませんでしたが、紅葉の時期も違った魅力があるんだろうなぁ。次は11月頃にも行ってみたいです。
大浴場
界仙石原の大浴場は内湯に熱い「あつ湯」とぬるめの「ぬる湯」があり、外に小さいですが露天風呂もあります。この中で温泉なのはあつ湯だけで、ぬる湯と露天風呂は真湯です。
大浴場は小さめの作りなので、お部屋の露天風呂だけでも十分満足だったかな。
ただ湯上りどころにはアイスや足利茶、オレンジジュースがあるので、子供はすごく喜んでいました。お風呂上がりのアイスっておいしいよね。
湯上り処もとってもきれい。
ジュースとアイスをいただきました。
コップの並び方にアートを感じる。
星野リゾート界 仙石原の客室とアメニティ
客室露天だけでなく、お部屋も広さ、綺麗さ、すべてにおいて大満足。ベランダから見える景色は清々しいし、本当にゆっくりと過ごすのに最適な場所でした。
広々としたリビングルーム。
お茶菓子もかわいい。
その奥にはベッドルーム。間接照明も素敵です。
荷物を置くための場所も広々なので、お部屋に荷物がぐしゃーと広がって非日常感を壊すこともなし。
広々とした洗面所からはシャワールームに繋がっており、そこを抜けるとそのままベランダの露天風呂に出られます。備え付けのアメニティも豊富で、シャンプーやコンディショナーはもちろん、メイク落としや乳液まであるのは女性には嬉しいポイント。
また、子供用のアメニティへの気配りが素晴らしくてナイスチョイス。部屋着にサンダル、歯ブラシと歯磨き粉まで。子連れの旅行だと子供用のアメニティは個人で手配するのが通常だと思うのですが、ここまで完璧に配慮されているなんてすごく嬉しい。子供たちも歯ブラシを選んだり、サンダルも大人と一緒ですごくはしゃいでいました。
歯ブラシは案内係りの方が数種類から選ばせてくれます。歯磨き粉はオレンジ味。
子供用のスリッパかわいい。サイズは2種類のようです。
設備でひとつだけ残念だったのが、ドライヤーの風圧が弱いこと。まぁこんなにもいいところがたくさんあるので、それくらい些細なことは全然許容範囲です。
お食事
夕食
界仙石原ではスタンダードな「季節の懐石」と、+約8,000円の季節ごとに変わる「特別懐石」から予約時にプランを選びます。(他にも記念日用のプランもあるようです。)私たちの訪問した秋冬の特別懐石は「雲丹と牛のすき鍋懐石」でしたが、私たちはスタンダードな季節の懐石をチョイス。また、食事時間は17:30〜か19:30〜の2回から選べ、我が家は子供がお腹をすかせるので17:30〜を選択。お食事どころはほどよくプライベートな空間です。
アートをテーマにしたお宿らしく、器や演出にもこだわっているとのこと。給仕の方の説明や子供への心配りはすごく心地よかったです。
ただお味は個人的にはこのクラスのお宿にしては普通、もうちょっと頑張って欲しいなという感想でした。特に秋だからか、魚ときのこがメインで、もう少しお肉も出てほしい気持ちも。口コミサイトでも絶賛とあと少しで意見が分かれていました。
メニューの写真をいくつか。私が甲殻類アレルギーのため、一部メニューは変更いただいています。
先付け
土瓶蒸し。
デザートも芸術的。
見た目にもおいしいお食事でしたが、次行くなら食事のランクをあげるか、もしくは素泊まりにして外で食べるかなぁ。
子供用の夕食
4歳の長女は子供料金で宿泊しているため、6歳以下の子供用の和食膳をいただきます。子供用の食事には和食と一緒にからあげなど子供が好きそうなものも入っていて嬉しい。メニュー表やエプロンもいただけるのも嬉しい。
3歳以下は無料で泊まれて、事前に料理を別で頼まない場合は特に食事は提供されませんが、ご飯とお味噌汁、ふりかけは無料で出してくれます。次女はそれらをいただいて長女のおかずと大人のおかずを食べました。
朝食
朝食は自然薯ステーキや焼き魚などとてもおいしかったです。
子供用の食事はこちら。長女も喜んで食べていました。
界仙石原でアート体験
界仙石原ではアート体験もできます。フロント近くのアトリエライブラリーで手ぬぐいに色塗りをして、作品は持ち帰ることができます。16:00~か21:00~の2回開催で、私たちは21時の回に参加。たくさんの人が参加していて、海外の方も多かったです。
アトリエライブラリー自体がおしゃれ。
色鉛筆。
3歳の次女も一生懸命塗っています。
完成した手ぬぐいはアイロンでプレスすると色落ちせずに使えることです。オリジナルのお土産ができるのはこの施設ならではのとてもよい体験だと思います。
界仙石原に泊まってみて
界仙石原は施設やスタッフ方がとても素晴らしく、また必ず行きたいと思えるお宿でした。箱根旅行の際はまた泊まりたいと思います!