子連れで温泉、といえば今まで箱根に行っていた我が家。今回の旅行先は熱海。箱根の緑に囲まれた温泉も大好きだけど、今回は海の見える温泉へ。熱海のお宿「秀花園 湯の花膳」に宿泊した感想と、その周辺で遊んだ感想を綴ります。
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いざ、熱海へ。
東京都心から熱海に着くまでは車で約2時間と、箱根とそんなに変わらない距離です。静岡と聞いて遠いイメージがあったけど、以外と全然行ける距離。
熱海に近づいてくると、車の窓からも水辺線が見えてきます。
私たちが訪れた時はあいにくの雨でしたが、それでも子供達は海だ〜!と大喜び。晴れた日はもっと気持ちいいんだろうなぁ。
熱海トリックアート迷宮館に立ち寄り
お宿に着く前に「熱海 屋内遊び」でググって出てきたトリックアート迷宮館を訪れました。天気が良ければアカオハーブ&ローズガーデンで海を一望できるカフェを楽しんだり、写真を撮ったりする予定だったのですが、それはまた今度のお楽しみに。
トリックアート迷宮感は熱海城のお隣にあり、熱海城でチケットを購入します。入場料は大人1000円、小・中学生が550円、4~6歳400円です。公式サイトに大人100円引き、子供は50円引きのクーポンがあるのでぜひご活用を。
この日は雨だったのもあり、けっこう多くの人が並んでいて、待ち時間は20分ほど。館内に入ったらスタッフの方が案内をしてくれて、たくさんのトリックアートを見ることができました。4歳5歳の子供たちも意外と楽しめたようで、騙し絵で遊んだり、トリックアート写真を撮ってーとはしゃいでいました。
写真撮影を楽しんで1時間弱で退館し、本日のお宿へ。
熱海秀花園 湯の花膳に到着
熱海トリックアート迷宮館から秀花園までは車で5分ほど。宿の前に着くと、スタッフさんが外で待っていてくれました。駐車場はお宿から少し離れているらしく、車はスタッフさんが移動させてくれるとのこと。
お宿についたらまずチェックイン。女性は好きな浴衣と帯を選びます。鮮やかな色の浴衣から、落ち着いた柄の浴衣まで色々あるので、幅広い年齢の女性が満足できそう。子供用の浴衣はないので、子供のパジャマは持参しましょう。
ロビーは趣があり、清潔感もあります。受付を済ませていざお部屋へ。
秀花園のお部屋と客室露天
秀花園では客室露天がついているお部屋を選びました。落ち着きのある和風のお部屋です。写真では画角的に狭めに写っていますが、広々としたお部屋で、子供達と4人で宿泊するのも十分です。
洗面所とお部屋の脇にあるドアから、お部屋の外にある客室露天に出ることができます。お部屋からも客室露天からも熱海の海が見渡せます。あいにくの曇りでしたが、それでも部屋から海が見えるというのはとっても気持ち良い。
大浴場の温泉へ
秀花園の温泉は、屋内と露天の2種類あります。お風呂の中は撮影禁止とのことだったので撮影していないのですが、露天からはあたりの海が一望できて本当に気持ち良い。暖かく心地よいお湯加減と素晴らしい眺望がとっても気に入って翌日の朝も入ったのですが、澄んだ空気と海の眺めを独り占めできて最高でした。
秀花園のごはんは、とてもおいしい
温泉を楽しんだら、お楽しみの夕食。熱海での宿探しの際、秀花園のご飯がおいしいという口コミも決め手になりました。
秀花園は夕食も朝食もお部屋食で、チェックインの際に指定した時間になると中居さんがお食事を持ってきてくれます。最近部屋食の旅館が少なくなっているので、少し新鮮な気持ち。小さいお子さんがいるご家庭でも気兼ねなく食事できます。
さて、食事の内容ですが、さすが口コミ通りの美味しさ。熱海という土地柄、新鮮な魚介類をたっぷり味わうことができます。
アワビは活きたまま出てきて、テーブルで火で焼いてくれます。子供達はアワビがぐねぐね動いているのを初めてみてぎゃーー!!と騒いでいました。
また、私は一部海鮮料理が食べられないため、事前にお伝えしていたらお肉など代換品に丁寧に変更いただけました。料理をサーブしてくださる中居さんもとても丁寧な方で、細かな気遣いをしてくださいました。
子供達の料理はお寿司など海鮮料理もありつつ、揚げ物など子供が好きなものもたくさん入っていて、もりもり食べていました。
締めは蟹ご飯とお茶漬け。すべての料理は載せられませんでしたが、お味も量も本当に満足な夕食でした。
食事が終わったら仲居さんがお布団を引いてくれます。きらきら光る夜の港を眺めながら部屋付きの露天風呂に入って贅沢な時間を過ごしたら、おやすみなさい。
アタミロープウェイへ
温泉と素晴らしい食事を満喫してチェックアウトしたら、秀花園から見えるアタミロープウェイに行きました。
チケットを買って、係員さんが案内してくれるのを待ちます。料金は大人往復600円、子供(4歳〜小学生)往復400円。
人が乗り込んだらぐんぐん上に上がっていきます。街が小さくなっていき、熱海の海が広がっていく光景が気持ち良い。子供達もはしゃいでいました。乗車時間はけっこう短くて5分ほど。あっという間でした。
頂上のあいじょう岬展望台からは、熱海の海のパノラマが。まっすぐに伸びる地平線と頬に当たる汐風が心地良い。
展望台の一角にある手すりには絵馬をかけるスペースがあって、展望台で買った絵馬に願いを書いて吊るすことができます。カップルで一緒に絵馬を書いている方もいて、いい記念になりそう。
どこから撮っても写真映えします。
頂上には他にも、ノスタルジックな雰囲気を感じる恋みくじや、コーヒーやソフトクリームを販売している小さなうみそらカフェもあります。私たちは立ち寄らなかったですが、ロープーウェイを降りてすぐのところに秘宝館もあり、目玉の観光場所のようなので(ロープーウェイの中でもアナウンスされていました)行ってみるのもいいかも。
広い水平線を見ながら、カフェで買ったソフトクリームをいただきます。
曇り空でしたが、だんだん晴れてきた。目の前一面に青が広がって気持ち良い。
きれいな海を見てついつい長居してしまいましたが、東京への帰路のためそろそろロープーウェイで地上に降ります。降りたところにはすごくレトロなゲームセンターがあって、子供達にせがまれてみんなでモグラ叩きをして帰りました。
さて、熱海のトリックアート、温泉、素晴らしい景色を楽しんで、そろそろ家路に着く時間です。
帰り道は晴れてきて窓から眺める海の色も行きとはまた全然違うものに。家族では初めて熱海に行きましたが、海の景色を眺めながら温泉やグルメを楽しめる素晴らしい場所で、また必ず訪れたいところになりました。次は晴れた日にもう少し長めに滞在してみよう。